今や中国事業関係者の必読記事といえる 当社パートナー田中信彦による『次世代中国』は NECのビジネスサイトWisdom(会員登録無料)で連載されています。 過去の記事はこちら(閲覧無料)→
https://wisdom.nec.com/ja/series/tanaka/index.html
大手企業では企業内で事業を開発することが難しいと言われている。大手企業の多くの社員は事業開発を自分がやるべきとは思っていないし、そのような仕事に魅力を感じる人も少ないというのが決定的な理由であろう。そのような社員をどのように探し出せばよいのだろうか。
Sony Acceleration Platformは、企業の事業開発を支援している。コンテンツやサービスを提供している。面白いコンテンツもあり勉強になっているが、このたびメールで「事業開発を阻害する課題50の項目」が送られてきた。
https://sony-startup-acceleration-program.com/challenge50
冷静に内容をみるなら、事業開発(探索系)実現は多くの仕掛けや工夫が積み上げる必要があること。それに加えて既存の事業の発展(深耕系)に必要なことが不十分でもその実現は難しいということを示している。
これはスタートアップ企業の組織課題とは少し異なっている。アカデミアで実証されている「探索と深耕はそもそも両立し難い」ということからすれば、前者の(探索)課題に集中した方が良いと思うのだがなかなかそうはいかないようだ。