大手企業では企業内で事業を開発することが難しいと言われている。大手企業の多くの社員は事業開発を自分がやるべきとは思っていないし、そのような仕事に魅力を感じる人も少ないというのが決定的な理由であろう。そのような社員をどのように探し出せばよいのだろうか。
Sony Acceleration Platformは、企業の事業開発を支援している。コンテンツやサービスを提供している。面白いコンテンツもあり勉強になっているが、このたびメールで「事業開発を阻害する課題50の項目」が送られてきた。
https://sony-startup-acceleration-program.com/challenge50
冷静に内容をみるなら、事業開発(探索系)実現は多くの仕掛けや工夫が積み上げる必要があること。それに加えて既存の事業の発展(深耕系)に必要なことが不十分でもその実現は難しいということを示している。
これはスタートアップ企業の組織課題とは少し異なっている。アカデミアで実証されている「探索と深耕はそもそも両立し難い」ということからすれば、前者の(探索)課題に集中した方が良いと思うのだがなかなかそうはいかないようだ。
JILPTのトピックです「安定を求める中国の大卒者」
「新卒者は国営/中央企業を好む割合が最も高く、72.6%に達した。次に、政府機関/政府系事業組織が34.6%で、外資系企業は33.8%であった。不安定な経済環境のなか、求職者が安定性を優先する傾向が顕著に見られる。就職する際に重要だと考える要因については、「給与・福利厚生」が83.3%と最も重視されており、次いで、「キャリアの展望と昇進機会」が75.7%で、「安定性(64.0%)」、「企業の実力と規模(53.2%)」なども上位にあがった」と述べている。
この記事の参考情報として、 https://ww.199it.com/archives/1653783.html